漢南学舎(はんなんがくしゃ)

ダビデ張在亨が統一教会の「大学巡回伝道団」(CARPの前身)団長として指導していた、ソウル特別市龍山区漢南洞の「学舎」(統一教会の拠点)。

「漢南学舎」はスンチョンヒャン病院の向いにある三階建ての洋館に設けられ、男子6名、女子9名の食口(団員)が共同生活しながら「原理講論」を学び、近くの檀国大学で宣教活動に従事し、夏休みに統一教会の清平修練所で訓練を受けた後、忠清北道、大邸、釜山、済州島で巡回伝道を行っていた。
ダビデ張在亨は、1968年に建国大学法学部行政学科(夜学)に入学し、在学中に統一教会に入信。大学総学生会長団の一員として来日もした。卒業後、忠清北道で統一教会の開拓伝道に従事し、1972年から1977年1月までの五年間、「新村学舎」の学舎長を務めた。学舎長とは統一教会の牧師に相当する要職である。「新村学舎」からは「摂理」(JMS)の初期中核メンバーが輩出した。1977年1月に「大学巡回伝道団」の団長の辞令を文鮮明から受け、同年1月から「漢南学舎」の責任を受け持った。
「漢南学舎」を訪れた『統一世界』の文日錫記者のインタビューに対して、ダビデ張在亨は当時、こう答えている。「大学が民族の心臓ならば、民族復帰の第一線であり、核心になるべき場所も、大学であると思います。このような意味において、大学伝道と活性化が緊要なこの時、大学巡回伝道団は民族に先立ち、大学原理化の主役を担って行かなければなりませんし、また、いま天が望む働き人が原理研究会を通して多く輩出されなければならないという切迫した必要性を思うとき、この巡回伝道団を通じ、卒業生や軍隊を除隊した者たち等を教育し、一括して第一線に進出させることが重要な使命だと思います。大学と大学人を対象に統一原理の伝搬をしている彼等こそ、この民族の原理化における種子であり、核であり、胎であるという点において、貴重でかつ祝福されている群れだと思います。青年と共に民族原理化に若さをささげることです。摂理に従い、民族を超えて世界人の原理化が可能であることを、必ずお見せします」(『統一世界』1977年7月号)
このような統一教会の核心メンバーであったダビデ張在亨は、現在、「自分は統一信仰を持ったことが一度もない」と、説明にならない説明をしている。